気分転換によさそうぐらいの軽い気持ちで始めたのですが、英語フォントのようにはいかなかったので、手順をまとめておきます。
毎度のことですが、自己責任でよろしくお願いします。
必要なもの
- フォントファイル(.ttf形式)
- swfmill(0.3.6 windows版) ※公式サイト http://www.swfmill.org/
- 4GB Patch(1.0.0.1) ※公式サイトhttps://ntcore.com/?page_id=371
- WoWP TTF→SWF.zip ※クリックでダウンロード
フォント
- 利用するフォントの利用規約をよくご確認の上でご利用下さい。
- JIS漢字コード第1水準まででもプレイに支障ないとは思いますが、JIS第2水準の漢字に対応していればほぼ豆腐(□)or非表示にならないと思います。
- 参考:「~res\localization\ja\text\LC_MESSAGES」内の.moファイルにて使用されている第2水準の漢字は以下の通り。
- 「彗鵄站鹵殲躊躇埃榴盪桿塹熾燼痺霰濤咆哮爛俯絨毯堡罠蹂躙礫璧膠崗閾鉤」
- 英語、日本語以外の言語に対応していないフォントの場合(ロシア語、ドイツ語、中国語、韓国語など)は豆腐(□)or非表示となります。
<alias> <embedded>$TextFont</embedded> <runtime>WoWPFont_JP</runtime> </alias>
swfmill、4GB Patch
- swfmillはswfをxmlに変換したり、戻したりできるツールです。ここではフォントデータ(ttf)をswfにぶち込むのに使います。
- swfmillは32bitアプリな上、デフォルトだとLAA(LARGE ADDRESS AWARE)オプションが有効でないため、利用可能メモリが2GB弱になっています。
- 日本語(2バイト文字)のフォントデータは容量がデカいので、そのまま使うと大抵メモリ不足で出力できません。
- 4GB PatchはLAAオプションを有効にして使用可能メモリを約4GBまで拡張してくれるツールです。
手順
※変更までの流れを確認した上で作業して下さい。
- 上記の「必要なもの」を用意する。 ※全て解凍[展開]しておく
- 「4gb_patch」フォルダ内の「4gb_patch.exe」を起動し、「swfmill-0.3.6-win32」フォルダ内の「swfmill.exe」を選択する。
- 「swfmill-0.3.6-win32」フォルダ内の「swfmill.exe」を「[WoWP]TTF→SWF」にコピーする。 ※「swfmill.exe.Backup」ではない。
- 「[WoWP]TTF→SWF」に使用したいフォントファイル(.ttf形式)を入れ、ファイル名を「wowpfont.ttf」に書き換える。
- 「フォントファイル名を「wowpfont.ttf」にして実行.bat」をクリックして実行し、表示されるコマンドプロンプトが消えるまで待つ。
- 「gui」フォルダをコピーし、「~\World_of_Warplanes\res_mods\2.X.X.X」フォルダにペーストする ※2.X.X.Xは最新のもの
- 「~\World_of_Warplanes\res_overrides\localization\ja\res\gui\flash」フォルダを開き、「fontconfig.xml」の名称をなんでもいいので変更する。 ※例:「fontconfig_old.xml」
- ゲームを起動し確認する。
戻し方
おまけ
fontconfig.xmlを書き換えるだけでどうにかならんの?と思いますが、日本語だとダメでした。
英語フォント(2バイト文字を含まないフォント)でのやり方はNAのフォーラムにあります。
forum.worldofwarplanes.com
この方法を日本語(2バイト文字)フォントでやると、漢字やひらがなといった2バイト文字がガビガビになります(画像参照)。
だから、こんな面倒くさい手順を踏む必要があったんですね。(MGTN構文)